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たまたま、ネットで取り上げられていたこちらの記事を読んで。

「29歳元アイドル」会社員になって痛感した無力
https://toyokeizai.net/articles/-/420053



私、歌って踊れるカワイコちゃんが好きなので、よっぽどマイナーではない限り、なんとなく名前がわかるとか、なんとなく歌を知っている、というアイドルは多いです。
アイドリング!!!もそのうちのひとつで、遠藤舞さんはリーダーだった事もありよく知ってます。でも、卒業(てか引退)後にどんな生活を送っているのかまでは知らなかったので、とても興味深い記事でした。

長く会社員をしていると、こういう「暇なはずなのに、いつも忙しいフリをしている」人というのに遭遇します。職場では周囲の社員からの視線というものがあるし、やはり使えないヤツよりは使えるヤツだと思われたいが為に、いつも忙しいでーす!私、仕事抱えてまーす!という状態の人が何人かいたな。中にはいつまでも会社に残って(居座って?)毎日残業したり、休日出勤をしたり、終電で帰った自慢をする人も…。

私はいつも定時で帰る事を目標にしていたので、いかに仕事の段取りを組んでテキパキこなして、当日中に仕事を仕上げるか、に重点を置いていたのだけれど、でもそんな私も周囲からは「忙しいフリをしている人」に見られてしまっていたのだろうか。

残念ながら日本の会社では、残業をしたり休日返上で働いたりしている人のほうが評価が高いという謎の風習が強く残っているような気がします。間違った美徳、っていうの?
決められた時間内に決められた仕事を仕上げる事が出来ないって、いわゆる無能ってヤツなのでは…って私は思っちゃうんだけど、キッチリ仕事を仕上げて定時にあがっているのに「あの人は残業もしないで帰る人だ」っていう目で見られる始末。全く、理不尽。
とある会社を辞める決定打になったのは、同じチームの中でも仕事が早い私だけが毎日定時にあがっていたところ、他のチームから「なぜあの人だけが定時にあがれるのか」とクレームが来た(???)ので、自分の仕事が終わっても同じチームの人に「何か手伝える事ありませんか?」と尋ね回って、その人の仕事を手伝ってから帰りなさい、と言われた事です。

はああああ?
自分の仕事が終わってるのに、なぜ残業覚悟で他人の仕事を手伝わないといけないのか。謎。
100歩譲って、同じチームの中で仕事を分担していて、そのチーム全体で仕事を終了させる必要があるのであれば手伝うけれど、完全に個人に割り振りされた仕事なのに、なぜ手伝わなければいけないのか?それはその人の仕事のスピードが遅いから終わらないだけなのでは?もしくは、個人のスキルに見合った仕事の割り振りが出来ていない会社側の責任なのでは?
会社側がこんな指示を出すようだったら、そりゃ誰だって仕事頑張らないよね。だって、いつまでたっても終わらないんだもん。他人の尻ぬぐいしたって給料あがる訳じゃないし、定時に帰れないどころか残業覚悟だなんて。
そんなんだったら、頑張って仕事の効率あげようと思わないで、適当な時間まで暇つぶしをしながら、仕事が忙しいフリをするほうが得だもんね。だから、こういう他に使い道がないスキルが上達してしまうってのもわかる。

今の会社はほとんどの人がアルバイトかパート枠で働いていて、つまり時給制なのでキッチリと時間で区切って動いている。もちろん、残業もしないし強要もされない。人出不足でたまに手伝う事はあっても、自分の仕事が終わったら他人の仕事を手伝いなさい、なんて指示もされない。
そこはすごく働きやすいな、と思うのだけれど、その分、キッチリと成果物を提出して自分が何をどれだけやったのか明確にしないといけません。
私が上の人に目をかけて貰えているのは、出勤日数が少ない割に成果物の提出スピードが早い事や、量が多い事、つまり効率よく働けているところなんじゃないかなあ、と思う。

毎日出社しているけれど、何日経っても1個も成果物を提出できない人もいる。でも、なぜか毎日忙しそうにしている。(らしい。私はその人の事を毎日見てないので知らない。)
きっと、忙しいフリをするスキルが高い人だと思うのですが、一体何をしているのか謎。

【今日の支出】
スーパー…1516円

合計…1516円

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